今回、web サイト作成及び作成支援を行うにあたり、使うシステムは「WordPress」(ワードプレス)となります。
WordPress とは一体どのようなものなんでしょうか。
昔は web サイトをすべて手打ちで作っていた時代もありました。手打ちとは言っても、文章だけを入力するのではなく、HTML のタグなどを入力しなければならないので、大変でした。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>ソースコード</title>
<meta charset="UTF-8">
</head>
<body>
<h1>このように表示されるんですよ</h1>
<p>HTMLはめんどうですね</p>
</body>
</html>
上のように入力すると、やっと以下のように表示されます。
このように表示されるんですよ
HTMLは面倒ですね
それで少しづつですが、人は文章を書いたり。使用する写真を選んだり、本質的なことだけに頭を使うようにして。面倒なことはコンピュータ自身に任せようじゃないか?。と変化してきたのです。そのコンピュータ部分(システム)のことを「CMS」と言いますが、WordPress はそのCMSのシステムの中でも最大のシェアを誇るシステムです。
WordPress の能力的に優れているのはもちろんですが、シェアが大きいといいことの一つは日本語の説明書に不足しないことです。何しろ主に外国の方が開発しているシステムですから、英語の説明書がほとんどの場合が多いです。何か困ったことがあったときに、日本語の説明書きがあると全然違います。
そして、さらに万が一何かがあった時。WordPress ならどこにでも面倒を見てくれる人がいます。メンテナンスをしてくれる人にトラブルがあったときにそれ以上メンテナンスできなくなってしまうのでは、信頼できるシステムとはいえない様な気がします。ワードプレスならその心配は要りません。
今の時代に HTML を手打ちで更新している人がどのくらいいるかわかりませんが、WordPress は間違いなく一番危険性が少ないシステムだと言っても、そう間違いはないような気がします。
慣れるまでは面倒ですけどね。